よくあるご質問
お客様からお寄せいただくお問い合わせの中から、よくあるご質問とその回答を掲載しています。
ご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。
あま酒
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あま酒の糀菌は加熱すると死んでしまうとの話を聞きました。
御社のあま酒の作り方では、なべで加熱すると書いてあるのですが、糀菌が死んでしまっても大丈夫なのでしょうか?(Y.I様)あま酒に使用する糀菌は、50℃程度で死んでしまいますので、あま酒の製造工程で炊いた米と米糀を混ぜ、保温する過程ですでに死滅しています。
生きている菌としてあま酒の中に糀菌が残ることはありません。
もし糀菌が生き残っていたとしても、人の体の中で糀菌が増殖して働くということはありません。
あま酒には、若干のでん粉が残存しています。
90℃程度まで加熱すると、このでん粉が糊化し、液にとろみを加え、甘みのカドを抑えてよりおいしくなります。
あま酒を加熱する訳は、このような理由からです。 -
あま酒は、生のほうが健康効果が高い。市販の商品は加熱して出荷しているので酵素が死んでおり、健康効果は低いといわれたのですが。(A.S様)
あま酒の健康効果は、豊富に含まれているぶどう糖が体に取り込まれやすく、吸収されてすぐエネルギー源となること、糀の菌体が腸内環境を整え便通の改善や体質調整、美肌効果をもたらすことなどが主体です。これらの健康機能物質は、加熱しても変化はしません。
酵素はこれらを作るため必要なものなので、お飲みになるあま酒に含まれている必要はありません。
また、酵素は熱や酸によりたんぱく質が変化し機能を失います。
たとえ、あま酒に含まれていたとしても、胃酸で機能を失い、小腸にはほとんど届きません。 -
あま酒は、加熱すると効果がなくなる、といわれていますが、本当ですか?
私はいつも温めて飲んでいたのですが、健康効果はなかったのですか?(Y.S様)あま酒は、米糀と柔らかく炊いたご飯を混ぜ、50〜60℃で保温すると、米糀に含まれる酵素(アミラーゼ)の分解力で、でん粉がぶどう糖に分解され甘みをかもした食品です。
あま酒の酵素は80℃以上では壊れてしまい酵素力はなくなります。
ただ、酵素力はなくなっても、酵素で造られたぶどう糖や糀菌体の栄養成分は加熱で壊れませんので健康機能的にはまったく失われておりません。
これまでどおり、温めてお召しあがりください。 -
あま酒に含まれている酵素は体に良いのでしょうか。
あま酒を飲みすぎて酵素が体に影響するということはないのでしょうか。(M.S様)私たちの体の中では、様々な酵素が働き血糖値などのバランスを取り健康を維持する機能を持っています。外から余分に酵素を取り込むことは必要ありません。
また、お問い合わせのように体に酵素が取り込まれ、それが糖質などの分解力として働くとしたら、私たちの体はバランスを失い血糖値の過剰な上昇などの副作用が心配になってしまいます。
実際にはあま酒を飲んで血糖値が上がりすぎて糖尿病になったとか、そのほかの病気になったなどの情報はありませんので、心配の必要はありませんが、あま酒は糖の吸収が良い食品ですので、毎日お飲みになる量をきめて、飲みすぎにならないようにしてください。 -
甘酒の賞味期限が過ぎてしまいました。飲んでも大丈夫ですか?
賞味期限は美味しくお召し上がりいただくための期限であり、賞味期限が過ぎたものは風味、色調などの品質が落ちている可能性があります。
賞味期限内でのご賞味をお勧めいたします。 -
甘酒は必ず温めて飲まないといけませんか?
水で薄めて冷たいままで飲んでいただいても問題ありません。水だけでなく牛乳や豆乳、ジュースなどで薄めていただいてもおいしく飲めます。
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「純あま酒」がとても甘いのですが、砂糖は入っていませんか?
砂糖は入っておりません。甘酒本来の甘さによるものです。
甘酒はお米を原料に麹菌で発酵して造られていますが、お米の澱粉が発酵により甘さの元(ぶどう糖)になっています。 -
血糖値を気にしています。あま酒は飲んでも大丈夫でしょうか?
あま酒にはぶどう糖が多く含まれており、血糖値を上げる場合があります。
糖尿病などで血糖値が気になる方は、お医者様にご相談ください。
ジャム
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ジャム商品に使用されている「異性化液糖(果糖ぶどう糖液糖)」とは何ですか?
トウモロコシやジャガイモなどに含まれる澱粉を原料に作られた、ぶどう糖と果糖の混合物です。ジャムの甘味を整えるために使用しています。
異性化液糖の製法、品質は日本農林規格で定められており、さまざまな食品や清涼飲料水に使われています。